東アジア歴史・人権・平和宣言行動計画・事務局運営


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「ダーバン宣言の東アジア版をつくろう――日本の植民地主義を問う」連続インタヴュー講座

連続インタヴュー講座

「ダーバン宣言の東アジア版をつくろう――日本の植民地主義を問う」
主催「東アジア歴史・人権・平 和宣言」実行委員会




第一回 7月18日日曜 午後6時開場 6時半開始
講師 

徐勝さん


「韓国併合100年にさいして日本植民地主義を徹底解剖するために」
 


会場 新宿区立「牛込箪笥地域センター」アクセス地図
 会議室「バラ」 
ヤフー地図 拡大・縮小・移動可能
「牛込箪笥地域センター」



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用意されたインタヴュー項目
1)韓国併合100年に際してまず思うこと

2)なぜダーバン宣言か——植民地主義と奴隷制

3)なぜダーバン宣言か——植民地主義と人種差別

4)東アジアの植民地主義と差別について

5)東アジアの「歴史的人権」という言葉で何を言おうとしているのか

6)東アジアの冷戦構造を打破するために

7)東アジア宣言は何をめざすか——大目標と当面の目標

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 註 講座の冒頭のやりとりだけ記します。概要は「通信」、テープ起こし、ブックレット刊行をお待ちください。

前田 この講座では「東アジア宣言」全体の基調にあたることをソ・スンさんに引き受けていただく
項目案があります。概ね、これにのっとって進めます。ソ・スンさんが思うこと、とっかかりを話してもらいます。
 
ソ・スン 併合百年を迎えて感じていることを話したい。日本では「併合100年」に関する特集が雑誌に出ている、各新聞も取組む。
 韓国では自分たちの問題で盛り上がる。日本に比べて盛り上がりが少ない
 「世界」誌で荒井先生が論文を書かれている。韓国との歴史共同研究がうまくいかない。
 これはどうしてか。国交回復のときうまくいっていない。日中はうまくいった。「真珠湾攻撃、連 合国への責任ははっきりしているが、植民地支配責任ははっきりしていない」

 歴史認識、出発ではっきりしていない
 韓国自体、植民地支配、体験が整理できていない
 過去清算、脱植民地問題ができていない
 図書新聞の新年号に書いた

 南北に分断されて冷戦が始まり、韓国が植民地時代、親日派清算に失敗した

 親日派事典、親日行為真相究明報告書が出たが激しい反発がある

 韓国社会で今、植民地近代化論が主張され始めた。植民地支配はよかった点もある、経済的には発 展もしたそこを評価しよう、地下水脈として伏流していた経済史をやる人により提起された
 親日派事典、韓国国内でとくに現在のイ・ミョンバク政権から反発があった

 親日は愛国、こういうことは本音、公然と話はできなかった。政権が昨年出発した
 建国節を祝いたいという主張が出ている。

 建国の大統領、イ・スンマンを、パクチョンヒを再び復権させよう

 分断国家を樹立が重要、昨年は韓国で、光復節、建国節明確な規定がされていない

 最大の問題は韓国自身がどのようにみるのか

  以下、大幅略。
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第二回 9月4日土曜 1時半開場 2時開始 講師 

金 栄さん
 在日朝鮮女性史研究

「在日朝鮮人から見た日本の植民地主義」


「在日朝鮮人から見た日本の植民地主義」


1)京都朝鮮学校事件に思うこと――日本社会による差別

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2)高校無償化問題に思うこと――日本政府による差別
3) 金さんの個人史(朝鮮学校時代)・・・差し支えない範囲で
4)植民地主義・植民地支配責任が問われてこなかったこと(『歴史と責任』論文)
5)植民地主義とジェンダー(『軍隊と性暴力』より)

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6)100年というスケールで日本と朝鮮の関係について改めて思うこと
7)東アジア歴史・人権・平和宣言第一次案について(修正意見その他)



第三回 9月7日火曜 6時開場 6時半開始 講師 
上村英明さん
 恵泉女学園大学教授・市民外交センター代表

 
「ダーバン宣言って何だ?~植民地主義と人種差別の歴史的責任を問う~」

<インタヴュー項目案>
1)ダーバン宣言から9年を振り返る――十分活用できなかった理由

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2)ダーバンへの道――世界は何を期待したか、日本NGOはどう準備したか
3)NGO会議――いくつかエピソードを、日本NGOの活動
4)本会議の様子(1)――警備、NGOのアクセス、
5)本会議の様子(2)――政府間の対立状況、アフリカ諸国、JUSCANZ、アメリカとイ スラエル
6)ダーバンからの道――成果、特徴、限界
7)東アジア宣言について思うこと

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 参加された静岡の増田都志美さんからご意見をいただきました。
本人の確認を得て掲載します。

≪今回インタビューに参加した感想です≫

「ダーバン宣言」検討会議とはちがって、インタビユー講座には多種多様なる興味をお持ちの方々が参加されています。漠然と「質疑応答」で終わり、というより、アンケートを作って、その解答を宣言づくりに活かしたらどうか、と思いました。

たとえば、

★「プリミティブな質問ですが、宣言は美文にならないか?」という会場からの質問には、皆さん「国連文章はそのような性格のものである」と返答されていました。私には「なぜ、アジア版ダーバン宣言が、国連のような多種なる当事者が揉める状況でつくられた、”妥協の産物で、その結果のつぎはぎ的文章”を踏襲しなければならないか?」という問いかけに思われましたし、

★女性の方が「ダーバン宣言が出される過程で、(イスラエルとバレスティナNGO間にみられた
ような)本音の対立があったのはわかった。で、その後のアフリカの状況はどうか?」という質問は,「人権宣言、ダーバン宣言、さらに民衆法廷が出した判決等の宣明は、現実問題の解決に力を持ち得る(得た)か否か」という根源的な問いかけにも聞こえました。

上村さんがおっしゃっていた「世界人権会議・ウイーン宣言」については、日弁連が98年10月に(行動計画への積極的関与・協力を決意して)「人権の国際的保障とその効果的実施を推進する宣言」も出しています。
その具体的提案が実行されたかどうか、確認したかったところでした。

クラーク法廷の意味、その継承、判決の現実的展開を考えたとき、特にそのような問いかけは意味深いと感じました。

会場からの質問は(私の問題関心からそのように感じたにすぎないにせよ)今後のために十分な肉付けはできると思いした。)

アンケートに、より具体的に書いてもらって、それらを検討すれば、「東アジアのダーバン宣言をつくる」ための論拠が補強されていくのでは、という感想を持った次第です。


「異論の対話」は、平和への唯一の方法です。
異論を封殺しようとする姿勢が、すべての暴力・虐殺につながります。「法による和解力か」、「武力・暴力による封殺・破壊力か」いずれを選択するかは、人たる私たち次第です。


 そして、全体から見た個人ではなく、個別的であり、事実的である私たち個人が、抽象的・普遍性を有するのであって、「平和か・絶滅か」は、まさに私たち個人の生き方にあるのだとい
うことを、再確認すべきと思いました。


会場 第二・三回とも
新宿区立「戸塚地域センター」アクセス地図 会議室1,2ヤフー地図 拡大・縮小・移動可能 3月にオープンした新しい施設です。駅から1分
「戸塚地域センター」





第四回 9月25日 1時半開場 2時開始 
講師 
崔善愛さん
 ピアニスト

「<在日>を生きて」
仮題


プロフィール (今年2月開催、「韓国併合」100年市民ネットワーク主催のコンサート案内より)

崔 善愛さん チェ ソンエ Choi,Sun-Ae Lois

 大阪に生まれ、北九州市の小倉で育った在日2.5世。故崔昌華牧師長女。愛知県立芸術大学ピアノ科および同大学大学院修了。大学時代(21歳)、外国人登録の指紋押捺を拒否、そのことを理由に再入国不許可となるが1986年、世界の舞台で音楽を学びたいという思いを貫いて、米国インディアナ大学大学院に3年間留学。 約20年に渡り、法務大臣を相手に二つの裁判を最高裁まで闘うが、指紋裁判は免訴、再入国裁判は敗訴、永住権を奪われる。しかし、1999年参議院法務委員会に参考人として招かれ意見陳述、その結果永住権の原状回復を成し遂げた。

 2005年 指紋押捺拒否裁判から永住権回復までを綴った岩波ブックレット「自分の国を問いつづけて」

 2009年影書房より出版された『父とショパン』は、朝日新聞、毎日新聞、神奈川新聞、西日本新聞、サンデー毎日などで取り上げられる。音楽を通して平和の尊さを語るピアニストとして注目されている。
現在、音楽芸術家協会に所属する。


会場 港区立青山福祉会館アクセス地図 集会室AB 地図上の「赤坂高校」は「閉校」して他の都立校の仮校舎ヤフー地図 拡大・縮小・移動可能


区のサイトの徒歩の分数はかなり多めに記されています。以下は距離測定サイトでの「距離」。銀座線外苑前駅 500m 7分程度。青山通り「消防署」の信号、「松屋」の角を曲り青山霊園に向かう。
墓地手前、「赤坂消防署」を過ぎて左折。隣の建物、向かいは墓地。銀座線・半蔵門線・大江戸線「青山一丁目駅」5番出口 550m 8分程度。





10月
第5回 10月9日(土)夜6時開始 青山福祉会館  集会室B
中原道子さん(女性国際戦犯法廷 10年:仮題)


第6回、10月23日(土)夜 6時開始 青山福祉会館 集会室B

宋 連玉さん(脱帝国のフェミニ ズムを求めて:仮題)

第8回 11月6日(土)  6時開始 戸塚地域センター
 俵義文さん 子どもと教科書全国ネット21事務局長

第8回 11月20日(土)午 後、会場未定
林 博史さん(戦犯裁判はいかに 行なわれたか:仮題)




主催
「東アジア歴史・人権・平和宣言・行動計画」実行委員 事務局 



徐勝(立命館大学教授)
前田朗(東京造形大学教授)
高橋伸子(関東大震災における朝鮮人虐殺の真相究明と名誉回復を求める日韓在日市民の会)
俵義文(子どもと教科書全国ネット21事務局長)
野平晋作(ピースボート共同代表)
矢野秀喜(強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク事務局長)
亀田 博(東アジアアナキズム運動史研究


連絡先   maeda@zokei.ac.jp  前田 朗
「東アジア歴史・人権・平 和宣言」実行委員会
連絡先:東京都八王子市宇津貫町 1556 
        東京造形大学・前田研究室
      電話:042-637-8872

企画・全文

呼びかけ人

構成

2010年4月16日UP
宣言・前文(第一次案)2010年4月16日

宣言・Ⅰ 総論(第一 次案)

宣言・Ⅱ 原因と形態 (第一次案)  

宣言・Ⅲ 差別の被害者(第一次案)

宣言・Ⅳ 韓国併合と差別・其の一

宣言・Ⅳ 韓国併合と差別・其の二

宣言・Ⅳ 韓国併合と差別・其の三

「宣言および行動計画・構成案」  2010年4月18日アップ
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by e-asia-hhpa | 2001-07-12 01:42